「自然栽培で、安心安全なものを食べてもらいたい」
会津美里町で農業を営む 天野信 さん。
畑作に就農し2年のニューフェースだ。
会津美里町で生まれ育ち、非農家出身でありながらも「米の農業生産法人」に8年勤務。
農業経験を積むさなか、「大量生産、大量消費」経済に組み込まれる農業に違和感を感じていた。
「経済性」よりも、「安心安全」や「作物本来の味」を追求する道を選び、独立して就農。
行政に相談し遊休農地を借り受け、自分の信じる道へと進みだした。
天野さんは、いま「アスパラ」「ネギ」「人参」「ニンニク」に取り組んでいます。
アスパラは、無化成肥料、無農薬として、種からの株作りを経て2年目を迎えた。
3年目の来春、作物としての「アスパラ」を収穫することが楽しみと言います。
ネギは、「夏ネギ」「冬ネギ」と1年で2シーズンの栽培に取り組み、種も自家栽培。
種を採取し、翌年にまたつながることに取り組んでいます。
太くておいしそうなネギは、「冬のお鍋に入れたらおいしそう!」と、ついよだれが出るほどの出来栄え。
米ぬかや、しいたけの廃菌床などを肥料として与え、土づくりに試行錯誤の日々をすごしています。
人参、ニンニクも、雑草をもとにした緑肥をすき込み、土づくりを基本として栽培。
そんな天野さんは、大好きな「じゃがいも」にも意欲をお持ちです。
ちょっと珍しいじゃがいもの品種に挑戦したいという。
「あいづ朝市」で意識の高いお客様に接し、「本物を届ける」ことへの加速スイッチが入った天野さん。
「あいづ朝市」の店頭に、どんな作物がならぶか、とても楽しな生産者さんです。