~小さな雑貨で小さな幸せを~
会津若松で手仕事の雑貨づくりをしている「小さな雑貨屋さん」
「あいづ朝市」への出店と、ネットショップでの販売をなされています。
取材班が製作ブースへうかがうと、製作中の小さな「赤べこ」が並んでいました。
2015年、郡山市から会津若松市へ移住。
会津文化を活かした小物づくりをはじめました。
第1級アマチュア無線技士の資格をお持ちの真保幸子さんは、会津へ移住後、無線機器と小物のネット販売をはじめます。
まったく異なる2分野での商いを並行に行いつつ、独創的な作品づくりをされています。
食べものの小物を作ろうと思ったきっかけは、「駐屯地の食堂で仕事をしていたとき、これを粘土細工で美味しそうに作れたらなぁ〜」と思ったことがはじまり。
作品が入った箱を覗くと、おいしそうな「目玉焼き」や「クレープ」のほか、「電球」や「電鍵(でんけん:無線通信で使うモールス信号の発信をするもの)」など、あまり見かけない小物が詰まっています。
「食べものの作品を作るときは」
「実際の料理の手順と同じように作品づくりをするのが面白いところ」
例えば、クレープだったら生地を作り、クリームやチョコソースをかけ完成させる。
そういった工程を経て作られた作品は、
「本物そっくり〜!」
「小さくてかわいい」
との声が、「あいづ朝市」で聴こえてきます。
小さなパーツを、木のお皿にのせて仕立てたり、イヤリングとして加工したりし、製品づくりを行います。
「柿の種」を耳につけ歩いていたら、「はなしの種」になること、間違いなしですね。
傘をモチーフにしたネックレスはよく見かけても、「開いた傘」のものはほとんど見かけないと言います。
他の人が、なかなか発想しないモノをカタチにしていきます。
近頃は、会津文化を小物にして、いままでにないモノを実現しようと思考錯誤。
そんな真保さんは、
「小さな雑貨をお部屋に飾り、豊かな気分や楽しい気分になってくれると嬉しい」
と、笑顔でおっしゃります。
「会津の地でものづくり」をして、「会津の人々とふれあう」。
まさに「あいづ朝市」にぴったりなお仕事をされています。
「あいづ朝市」においでの際は、ちょっぴり変わった会津文化を、ぜひ探してみてくださいね。
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